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【コラム】「脳疲労」と「寒暖差疲労」について考える。

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

一昨日、私は、寒暖差疲労に要注意、寒暖差疲労にならないようにと言う主旨のことを書きました。

ところが、今日の朝、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」では、九州大学名誉教授の藤森武彦先生がリモート出演され、「脳疲労」に注意と警鐘を。

一方で、どこのチャンネルか記憶にありませんが、今日の夕刻、確かに「寒暖差疲労に注意しましょう」と言っていました。

寒暖差疲労とは、これは今まで書いてきたとおり、寒暖差の大きさに体がついていかず、自律神経の乱れをを生じ、体の疲れとなって現れてしまうこと。

では、「脳疲労」とは?これは、医学用語ではないそうです。診断名として使われることがない。ただ、藤森先生によれば、「使いすぎた脳が知らないうちに機能低下する状態」とのこと。全国に1,000万人いるとも。これは大変な事。13人に1人が脳疲労になります。脳が疲れて様々な病気を引き起こすんですよ!

藤森先生が理事長をされている「医療法人社団ブックス」によれば、「脳疲労」とは、『大脳新皮質と大脳辺縁系の関係性の破綻』なのだそう。ここで大脳新皮質は思考、学習を担い、大脳辺縁系は本能、情動を担う部分です。

また、大脳の下の位置には、自律神経、食欲を司る間脳があり、大脳新皮質と大脳辺縁系の関係が破綻すると、間脳、つまり自律神経や食欲のコントロールができなくなると。

しかし、「脳疲労」と、「寒暖差疲労」とはどういう関係になるのでしょうか?一方は、「脳疲労」に注意と言い、方や「寒暖差疲労に注意」と言っているのです。

間違っていたらご免なさい。私なりの解釈なのですが、『脳疲労』の中に「寒暖差疲労」が含まれるのではないでしょうか?ご存知の方がいらっしゃれば教えていただければ嬉しいのですが。

脳が疲れるのが「脳疲労」なわけで、今日のテレビからは、寒暖差が自律神経のストレスになると。そして、自律神経のストレスが「脳疲労」の原因になると解説しているんですね。

すると、寒暖差だけでなく、気圧や湿度、人間関係、パソコン、スマホ、家庭内の問題などなどいくらでも出てきます。これらの要因がストレスとなって、いずれも「脳疲労」に。ですから、「脳疲労」と言う大きな『疲労』と言う概念と考えればよいのでは。

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