更新情報

【コラム】アナウンサー、MCってスゴイと思います。(1)

コラム

アナウンサーとは、「正しくわかりやすい言葉で、お茶の間に情報を届ける仕事」。正しい言葉が求められます。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

マッサージサロンのセラピストは、技術の提供によって、お客様の体を楽にして差し上げることに加え、接客も含まれますよね。すると、どうしても「正しい言葉」、「不快にさせない言葉」が求められると思うんです。

その点、TV番組を見ている時に、アナウンサーやMCは、さすがと思います。もちろんそうでない方もいらっしゃいますが。正直タレントさんに多いですね。

アナウンサーの方は、明瞭な発音で滑舌が良く、イントネーションや間も素晴らしいですよね。また知識が豊富なことにも驚きます。

ところで、「なぜこのような話を」と思われる方も多いかと思います。私が、自信のない言葉を確認せずほっておいたことを悔いているため。

たとえば、他人に詫びるとき、「すみません」と「すいません」どちらも使われています。これは簡単ですから悩みませんが、「使用済み核燃料」などに用いる「済む」という感じから生まれた言葉ですから「すみません」が正解。「すいません」はくだけた話し言葉として使われてはいますが、お客様に使うのはNG。

自信がなかったのが、「おざなり」と「なおざり」。「おざなり」は、いい加減に物事をすませることで、「なおざり」は、いい加減にしてそのまま放っておくことなんだそうですね。私はどっちの言葉が正しいの?と思っていたんですが、どちらの言葉もあったわけです。

また、「頭が煮詰まってるー!」なんて、いい考えが浮かばない時によく思っていたんですが、「煮詰まる」の本当の意味は「議論や意見が出尽くして結論が出る寸前」のことをいうのだそうです。

「もう潮時だ」もそう。もう力が及ばないから引退みたいな意味と思ったら、本当は「一番いいタイミング」なんだそうです。

昔は、一所(いっしょ)懸命だったのが、今は一生(いっしょう)懸命に変化したんだそうです。語源が領地を命がけで守ることから「一所」だったのが、近年は「一生にわたって」という時間的な意味に転じたのだと。

つづく。

PAGE TOP