スウェディッシュマッサージによる発汗作用について、前回からの続きを書いていきたいと思います。
こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
前回、筋肉がほぐれると血管、リンパ管が拡張し、血液、リンパ液の流れが格段に改善されるところまで書きました。
加えて、スウェディッシュマッサージに限りませんが、マッサージによって血管拡張物質の一酸化窒素の産生が促進されることが確認されています。なので、よけいに血液循環が促進されます。
血液循環が改善されると体温は上昇し、酸素や栄養素も細胞にいきわたり、筋肉細胞の活性化にもつながります。また、リンパ液の流れが改善されることで停滞していた老廃物や毒素が排泄され、細胞は生き返ったように。
さきほどスウェディッシュマッサージに限らず、マッサージによって血管拡張物質の一酸化窒素の産生が促進されることが確認されていると書きました。なのに、なぜスウェディッシュマッサージだけ体が熱くなるのか？
それは、前述の「粘土理論？」で深層筋に届いているから。
血管、リンパ管ともに、体表面にあるものは「細い管」、深部にあるものは「太い管」。いくら血管拡張物質が分泌されても、（深部の）筋肉が固まったままでは流れは改善されません。
スウェディッシュマッサージによって体の深部までほぐされ、深部の緩んだ筋肉内にある太い血管まで拡張され、血流改善が抜きんでているんです。
この結果、肩こり、腰痛などが改善され、血流改善から体温上昇、汗をかき、アツイアツイ！という状態に至ります。
加えて、浅部リンパ液はもちろん、深部リンパ液の流れの改善によって老廃物や毒素の排泄も大幅に促進されますので、爽快なリフレッシュ感にもつながります。
おしまい。
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