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【コラム】スウェディッシュマッサージをご存じですか?(6)

コラム

前話では、スウェディッシュマッサージは、(1) エッセンシャルオイルの香りに癒され、(2) リンパが流れてスッキリ、 (3) コリがほぐされ、一石三鳥と書きました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

私もアロママッサージセラピストを目指した一人、誤解のないように補足しておきます。アロママッサージは、「美容にいい」がスタートでしたし、精油のいい香りに癒されるのも事実。しかし、アロマの後にマッサージが付いているように、もちろんマッサージの要素があります。

私が終了したアロマセラピストスクールでは、アロママッサージの手技は7つ!と明言されました。

(1) エフルラージュ(軽くなでる)、(2) ペトリサージュ(揉んで捏ねる)、(3) ニーディング(もみほぐし)、(4) フリクション(強い摩擦)、(5) パーカッションムーブメント(叩く)、(6) バイブレーション(振動させる)、(7) プレッション(圧迫する)の7つ。

ですから、アロママッサージも香りの効果だけでなく、リンパも流されるし、筋肉もほぐされます。

また、アロマとは香りがよくて癒されるだけではなく、その発見の過程であったように(フランス人化学者の大やけど事件)精油の持つ肉体への薬理作用が重要です。様々なエッセンシャルオイルがありますが、エッセンシャルオイルごとにそれぞれ異なる薬理作用があります。

なので、エッセンシャルオイルの体への浸透はとても重要な要素です。そこでエッセンシャルオイルが体に浸透しやすいように、用いるキャリアーオイルは浸透性の高いオイル。しかし、これは揮発性も高い。

なので、体から気化熱を奪い体が冷えてしまいます。
また、揮発してオイルがじきに少なくなりますから、都度オイルを継ぎ足して施術、体の冷えが連続します。継ぎ足すことで、エッセンシャルオイルの浸透量も高まりますし、継ぎ足さないと施術する手が体の上を滑りません。

最近、アロママッサージのサロンさんにもいろいろあるんだ、と感じます。マッサージ効果を高める工夫。

たとえば、マッサージに「指圧」のような手技を取り入れられたり、「ロミロミ」のような手技をされたり。
マシーンを導入されているサロンさんも。これに対して、オールハンドを謳ってらっしゃるサロンさんも。

次回、スウェディッシュマッサージとアロママッサージの比較にご期待ください。

つづく。

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