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【コラム】マッサージが体をほぐす化学的メカニズム(2)

コラム

前回は、なぜ「コリ」が起こるのか、について書きました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、体がコッている状態のとき、実際に体でどのようなことが起こっているのか書いていきたいと思います。

肩こりになると、なぜ痛みを感じるのか?

肩こりの直接的な原因は「筋肉疲労」と「血行(リンパ液含む)不良」、痛みを感じる理由は、神経が圧迫されていること。さらに、筋肉や筋膜が緊張したり硬くなったりするため。この状態では、血管、リンパ管が圧迫され、血流やリンパの流れが悪くなり、酸素や栄養素の不足や老廃物の蓄積が起こります。結果、筋肉や筋膜に炎症や損傷が生じます。すると、当然ながら痛みを伴います。

また、筋肉や筋膜には、痛みの受容体があります。痛み受容体は、炎症や損傷などの刺激を感知して神経信号を発生させ、脊髄や脳に伝達されて痛みとして認識。これじゃイタイ訳だ!

そのほか、たとえば肩こりは、首や肩の筋肉だけでなく、背中や胸部の筋肉にも影響を与えます。体中筋肉ネットワークみたいにつながってますから。周りの筋肉が硬くなると、その部位の神経や血管も圧迫されることにつながります。つまり痛い場所が広がり、余計に体が辛くなるんですね。まさにマイナススパイラル!そういう意味では、深さ方向も同じこと。深層筋まで進むととっても辛いですね。

さて、先ほどコリとは、「血管、リンパ管が圧迫され、血流やリンパの流れが悪くなり、酸素や栄養素の不足や老廃物の蓄積が起こり、筋肉や筋膜に炎症等を生じ痛みを伴う」と書きました。ならば、血管、リンパ管を圧迫から解放してあげればいいじゃない!となります。まあ、そのためにもマッサージはあるわけですけど。

ただ、このように書くと、マッサージによって固くなった筋肉を和らげるから、血管、リンパ管が圧迫から解放されると考えがち。

ところが、マッサージを受けると血管拡張物質(一酸化窒素(NO)やプロスタグランジン(PB))が放出され、血管、リンパ管が弛緩することが確認されています。これは、さらにプラス効果。

加えて、マッサージ効果で副交感神経優位に。なので、血圧が低下、血管抵抗が減少し血液循環が促進されます。また、幸せホルモンもたっぷり出ますから、心身ともにリラックスできる点も良いこと。

スウェディッシュマッサージサロンMITSUKOは愛情たっぷり。幸せホルモンもたっぷり出ます!コリを解消、痛みを解消、幸せな気分で心身リフレッシュ!
サロンMITSUKOは、何時でもお客様のお越しをお待ちしています。

つづく。

※ ヒーラー&リース作家のtaekoさんによる「ハートフルヒーリング」。いよいよ9月8日からスタート!ご希望の方はスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOまで。

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