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【コラム】時々顔を出すハイヤーセルフ。(4)

コラム

昨日は、運動による「身体的健康」、「精神的健康」への影響についてその概要を書きました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、運動が「肉体的な病気」を予防することについて書いていきたいと思います。そもそも「生活習慣病」って、どんな病気があるの?本当に予防効果があるの?に焦点を当てていきます。

主な生活習慣病(昔は成人病と言いましたが)として、「ガン」、「心疾患」、「脳血管疾患」、「糖尿病」、「高血圧性疾患」、「肝硬変」、「慢性腎不全」の7つがあります。

2021年のデータになりますが、厚生労働省の「人口動態統計」による死因別死亡数の割合では、死因のトップは「悪性新生物(ガン)」で、26.5%。次に多いのが「心疾患」で14.9%。以下「老衰」10.6%、「脳血管疾患」7.3%、「肺炎」5.1%となっています。

ちなみに、40歳代~70歳代で「ガン」、「心疾患」、「脳血管疾患」の3大疾病での死亡率が50%を超えているそうです。そりゃあ「生活習慣病は予防しないと大変だー!」となりますね。

すると、運動は「ガン」を予防するの?と。そこで調べてみると、答えはYes!でした。
1.運動することで、肥満や高インスリン血症の予防、免疫機能の向上、便通の改善などが得られ、ガンの発生要因を減らすことに。
2.運動することで、血液やリンパの流れが良くなり、ガン細胞の拡散を防ぎ、ガンの転移や再発を予防すると。
3.運動することで、ストレスを軽減、抗がん剤や放射線治療などの副作用による倦怠感やうつ症状も改善されます。
4.運動することで、筋力や体力、免疫力などを向上させ、治療による身体への負担を軽減し、回復を促進するそうです。

何かこの説明では、言葉で丸め込まれているように感じ、具体的な化学的根拠を調べると、
1.運動することで、発ガンを促進する物質として知られるIGF-1が減少し、ガン細胞の増殖や浸潤を抑制。
2.運動することで、マクロファージやナチュラルキラー細胞など免疫細胞の働きが良くなり、免疫システムが強化され、ガン細胞の発見や殺傷にも有効。
3.運動することで、女性ホルモンや男性ホルモンなどステロイドホルモンの分泌や代謝が調節され、ガンのリスクを減少させるそう。
4.運動することで、若返りホルモンの1つ「マイオカイン」が分泌されますが、その中の1種「インターロイキン6」は、ナチュラルキラー細胞を活性化し、ガンへの攻撃性を高めることが確認されています。

つづく。

※ ヒーラー&リース作家のtaekoさんによる「ハートフルヒーリング」。いよいよ9月8日からスタート!ご希望の方はスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOまで。

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