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【コラム】時々顔を出すハイヤーセルフ。(5)

コラム

前回は、運動することの「ガン」への効果について書きました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、「運動と心疾患」の関係について書き進めたいと思います。

死因の第1位、ガンは26.5%に対し、それに次ぐ心疾患は14.9%でした(2021年厚生労働省)。心疾患っていうと心臓の病気ですよね。じゃあ、どんな心臓の病気が多いの?と、思いますよね。

死因の14.9%を占める「心疾患」。その内訳は、41%が心不全、33%が虚血性心疾患。これってよくわからない。そもそも心臓が良くないから「心不全」ですよね。「虚血性心疾患」なんて言われても、はあぁー?

と、言う訳で、まず初めに「心不全」と「虚血性心疾患」について。

まず「心不全」について。
心不全は、心臓が悪いために、息切れ、むくみを生じ、徐々に悪化し、生命を縮める病気。心臓のポンプ機能が低下し、肺や全身に必要な量の血液を送り出せなくなるため、他の臓器での異常や、心臓が正常に働かなくなるといった現象を生じます。日本循環器学会と日本心不全学会では、「心臓が悪いために息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」と定義。「心不全=心臓が止まる病気」ではありません。

次に「虚血性心疾患」について。
虚血性心疾患は、「心筋梗塞」および「狭心症」のこと。心臓の筋肉に血液を送る血管(冠動脈)が動脈硬化などの原因で、狭くあるいは閉塞して心筋に血液が行かなくなり起こる疾患。動脈硬化がその主要因。動脈硬化の予防が大切。

心臓の筋肉に血液を送る血管が動脈硬化などの原因とありました。以前、若返りホルモンが血管を若く保つという記事を読みました。なので、運動の「心筋梗塞」、「狭心症」への影響について書く前に。「アンチエイジング」、「若返りホルモン」について。アンチエイジングということは、まさに若々しく健康であること。

3大若返りホルモンは、「マイオカイン」、「成長ホルモン」、「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」。いずれのホルモンも、分泌させる方法は「ややきつめの有酸素運動」や「筋トレ」。

  • マイオカインは、運動することで増加。炎症を抑え、血糖値を下げ、脂肪燃焼を促進する作用があり、老化や生活習慣病の予防に。
  • 成長ホルモンは、運動することで分泌量が増加。成長や代謝に関与。つまり細胞自身の健康に。
  • DHEAは、運動により分泌量が増加。免疫力や精神力を高め、骨密度や筋力を向上。つまり、免疫力アップで病気にならない体に、骨粗しょう症予防に、筋力アップで運動機能向上・維持に。

つづく。

※ ヒーラー&リース作家のtaekoさんによる「ハートフルヒーリング」。いよいよ9月8日からスタート!ご希望の方はスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOまで。

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