更新情報

【コラム】時々顔を出すハイヤーセルフ。(6)

コラム

前回は、運動することの「心不全」、「虚血性心疾患」への効果と、アンチエイジングホルモンの健康への効果について書きました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、運動をすることでの「心疾患への予防効果」について書いていきます。

その前に、死因の14.9%を占める「心疾患」。その内訳は、41%が心不全、33%が虚血性心疾患。で、虚血性心疾患33%の中で急性心筋梗塞が15%、その他虚血性心疾患が18%です。
その他虚血性心疾患って何?となりますが、実は狭心症には3種類が。労作時狭心症、異形狭心症、不安定狭心症からなります。なので、虚血性心疾患に占める急性心筋梗塞の割合はかなり高いですね(45.5%)。

さて、運動の心疾患への予防効果ですが、答えはYes!
その根拠は、運動が血管や筋肉の質を改善、血流と代謝を促進し、動脈硬化や高血圧などの心疾患の危険因子を減らすため。

また、症例としては、心不全の患者さんに対する心臓リハビリテーション(医師の指導のもと適切な強度と頻度の運動療法)が挙げられ、身体運動能力の向上、自覚症状の軽減、入院率や死亡率の低下など効果があると。

心不全患者への運動療法をさらに詳細には、運動療法によって、骨格筋の筋肉量とミトコンドリア容積を増加させ、骨格筋代謝および機能を改善することに加えて、呼吸筋機能の改善が得られたと。また、これらが運動耐容能の改善と相関しやことで運動療法の効果が確認されたとのこと。

では、虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症)については?
運動療法をすることによって心拍数の減少、収縮期血圧の低下が認められ、心臓にかかる負担の軽減が確認されているそうです。心筋の酸素需要量の軽減も確認されているそう。なので、心筋梗塞や狭心症にも効果ありと。

ちなみに、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を週3~4回30分以上が目安。

最後に、虚血性心疾患の「危険因子」は6項目。動脈硬化、高血圧、脂質異常、喫煙、高血糖、内臓脂肪の蓄積。くれぐれも注意しましょう!

つづく。

※ ヒーラー&リース作家のtaekoさんによる「ハートフルヒーリング」。いよいよ9月8日からスタート!ご希望の方はスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOまで。

PAGE TOP