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【コラム】直感とひらめきとスピリチュアルと。(4)

コラム

「ひらめき」、「直感」、「スピリチュアル」について連載していますが、直感力を鍛えるのに「瞑想」がおススメでした。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は「座禅」と「瞑想」を比較していきたいと思います。

(瞑想と座禅、その歴史について)

座って行う「禅」の座禅。「禅」は仏教の言葉で、心静かに落ち着いている状態のこと。仏教は、古代インドの王子だった釈迦によって、紀元前450年頃に開かれたそう。
仏教では「真理を知ることで、生きる苦しみから逃れられる」とされていて、真理を知った状態を「悟り」と呼ぶそうです。釈迦は坐禅をすることで悟りを開き、仏になったと。仏教はさまざまな宗派に分かれて、インドから中国へ。中国に仏教を伝えた僧侶のひとりが、禅宗の開祖の達磨(だるま)。

一方、瞑想の歴史はずっと古く、いまから約5,000年前、紀元前3,000年頃、ブッダが悟りを開いた時に行っていたのが瞑想。
この頃、インダス文明の文字は解読されてないのですが、発掘されたレリーフに行者が座禅を組んでいる姿が見られるとのこと。

ここまでの情報では、瞑想、座禅いずれも「座禅スタイル」。また、瞑想(ブッダ)、座禅(釈迦)いずれも目的は「悟り」。
すると、「瞑想」も「座禅」も同じ?。

(瞑想と座禅、その定義と目的について)

Appleを創業したスティーブ・ジョブズなどは、「禅」を学び、一方、Google社やFacebook社などは、「瞑想」を社員研修に取り入れていると。
あれれ?するとやはり「瞑想」と「座禅」は違う?

「座禅」は、仏教における精神統一の修行法で、取り巻く現実から離れ、「無我」の状態を目指し、繰り返しの中で心を整理し、浄めていく方法のこと。そしてその目的は、座禅と言う行為そのものなのだと。

「瞑想」は、「座禅」よりも曖昧で広義な言葉。目を閉じて何かに思いを巡らせ意識を集中すること。そして、ストレス緩和や集中力向上、睡眠の質の向上などといった明確な目的があるそう。

こうしてみると、同じようでずいぶん違いますね(やっぱり違うんだ!)。

つづく。

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