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【コラム】直感とひらめきとスピリチュアルと。(5)

コラム

前回は、「座禅」と「瞑想」の比較を行いました。今回は、各々の種類について書き進めます。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

(座禅について)

日本の仏教には様々な宗派がありますが、「座禅」を行うものを禅宗と一くくりに言います。日本に「座禅」が伝わったのは鎌倉時代。

ところで、「座禅」と「坐禅」本来の文字は、「坐」なんだそう。ただ、当用漢字になかったため、いつしか「座禅」になったと。「坐」は座るという行為を意味し、「座」は座る場所を指すそうです。

さて、禅宗と言われる宗派には、「臨済宗」、「曹洞宗」、「黄檗宗(おうばくしゅう)」があります。この3宗派では、禅のスタイルが違うのだと。

臨済宗は、座禅に加えて、マンガ「一休さん」で有名な、禅問答があります。作麼生(そもさん)、説破(せっぱ)というアレです。

曹洞宗は、何も考えず、無心でただ座禅をするスタイル。

念仏を唱えながら座禅を行うスタイルが黄檗宗です。ちなみに黄檗宗が日本に伝わったのは遅れて、江戸時代。

(瞑想について)

仏教の座禅は3種類でしたが、瞑想は、なんと500種類以上もあるそうです。様々な瞑想の種類や目的、メリットなどがアップされています。
その中で、私の目を引いた瞑想を紹介したいと思います。

〇 マインドフルネス瞑想
Google社、Facebook社、Yahoo!社といった世界的大手大企業が研修として取り入れていることが知られています。「禅」を起源としているとされていますが、米国シリコンバレーで発展したそう。自分に「今」起きていることに意識を集中し、感情・思考・感覚を冷静に認識、現実を受け入れることが目的。
仏教の無我を目指すものとは異なり、シンプルに今に集中するための瞑想方法。

〇 スピリチュアル瞑想
スピリチュアル瞑想は、主にヒンドゥー教、道教、キリスト教を信仰している人々が実践する瞑想方法で、神様や天地との繋がるためのお祈りのような感じ。
他の瞑想との大きな違いは、スピリチュアル瞑想は「言葉」で感謝と願いを伝えること。たとえば、今日を生きていることに「ありがとうございます」、悪いことをしてしまった「ごめんなさい、許して下さい」など。

〇 超越瞑想
古代インド・ヒンドゥー教に由来する瞑想法で、特にアメリカなどキリスト教文化の人々に広まった人気の瞑想方法。キャメロン・ディアスを始めとした海外セレブリティー達も実践しているとのこと。
マインドフルネス瞑想との違いは、「意識を集中させる」「雑念を払う」など、心をコントロールする必要がなく、ただ自然体のままでいるだけ。リフレッシュ効果が高いのが特徴。

ちなみにうちの主人。フィリピン人の他に、キャメロン・ディアスも大好き。なので、「超越瞑想」ってよくねぇ?なんて、無責任なこと言ってマス。
あと、太極拳は動く瞑想と言われています。

おしまい。

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