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【コラム】神話の国出雲の神様たち(1)

コラム

今日から、神話の国出雲の神様たちのお話。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

出雲の国の神様といえば、素戔嗚尊(スサノオノミコト)と大国主命(オオクニヌシノミコト)がチョー有名。なのですが、もう一人忘れてはいけない神様が、八束水臣津野命(ヤツカミズオミツノノミコト)。

まずは、素戔嗚尊(以下スサノオ)。
スサノオと言えば八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治ですよね。泣いている老夫婦(アシナヅチとテナヅチ)ときれいな娘(クシナダヒメ)を見かける。その時なんとスサノオは、クシナダヒメに一目ぼれ。

アシナヅチは「ヤマタノオロチに、このクシナダヒメが食べられてしまう」と。そこでスサノオは、ヤマタノオロチの退治と引き換えにクシナダヒメと結婚させてくれと。了解を取り付けます。

見事に、スサノオがヤマタノオロチを成敗!
オロチの尾から見事な太刀が出て来て、これをアマテラスに献上。この剣が、のちに草薙(くさなぎ)の剣といわれ、皇室の三種の神器の一つに。
また、約束のとおりクシナダヒメを妻に。

なので、須佐神社には、素戔嗚尊と妻のクシナダヒメ、その両親アシナヅチとテナアヅチが祀られています。現在の須佐神社大宮司は、第78代だそうで、初代がアシナヅチ、テナアヅチとされています。すると、神様の末裔ということですよね。

また、アマテラス(天照大神)はスサノオのお姉さん。須佐神社の真正面向い「天照社」に祀られています。

さて次は、大国主命(以下オオクニヌシ)。
オオクニヌシと言えば、大黒様として知られています。また、因幡の素兎(しろうさぎ:野兎で実は色は茶色)神話も有名。出雲大社の主祭神です。

大国主が娶った妻で、古事記に出てくる女神様は6柱(6人)。

因幡の素兎神話では、オオクニヌシの兄弟神たちが因幡(鳥取県中部)の美しい姫神「ヤガミヒメノミコト」に求婚するために、オオクニヌシは兄弟神たちの荷物持ちとして同行させられていたんですが、ヤガミヒメとオオクニヌシが恋に落ち、結ばれ、そして身ごもり子供を産みます。これが一人目の妻。

ここで、嫉妬にかられた兄弟神から命を狙われるオオクニヌシ。オオクニヌシの母神はスサノオのところへ逃げる様にと伝え、ここでオオクニヌシは、スセリビメ(スサノオの娘)と運命的な恋に落ち結婚。これが二人目の妻で正妻。

つづく。

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