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【コラム】「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」その2

コラム

【サロンからのお知らせ】
来る5月12日(金)より、自宅兼サロンのリフォーム工事を行います。工事期間中は休業とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
尚、工事期間は3~4週間程度を予定しておりますが、天候に左右されますので、リニューアルオープンの予定につきましては別途ご連絡いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

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昨日に引き続き、今日のお題も「素戔嗚尊(須佐之男命)」その2です。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

『古事記』では、素戔嗚尊は、神生み(イザナギ、イザナミの神様夫婦が子供の神様を生み出すこと)において、イザナギが黄泉の国から帰り、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原(宮崎市阿波岐原町)で禊(みそぎ)を行ったとき、姉の天照大神(アマテラスオオミカミ)、兄の月夜見(ツクヨミ)に続いて鼻を濯(すす)いだ時に産まれた末っ子とされています。
素戔嗚尊は、父神イザナギから「海原」を治めるように言われましたが、それを延々と駄々をこねて泣き喚き、この間に、青々と茂っていた山は枯れ果て、河や海も枯れてしまいました。(どんだけの時間って感じですよね!山が枯れ果てるんだから数年?)

大きな環境ダメージを見かねて怒ったイザナギが涙の理由を聞くと、素戔嗚尊は「私は母に会いたいので根之堅洲国(地底の国、つまり黄泉の国)に行きたい。」と。聞いたイザナギは怒り狂い、「この国を出て行け!」と追放。
素戔嗚尊は、母のいる「根の国」へ向う前に、姉の天照大御神に事情を話し、別れの挨拶をしようと高天原へ。ところが天照大御神は、弟が攻め入って来たのではないかと思い、武装して応対。
そもそも、なぜお姉さんの天照大神が弟の素戔嗚尊を恐れたのか?神名の「スサ」は、荒れすさぶという意味。つまり生来の荒くれ者。なので怖い!

素戔嗚尊は、疑いを解くために誓約(うけひ)を行い、潔白が証明されたものの、この後、次々と粗暴を。
素戔嗚尊が大気都比売(オオゲツヒメ)に食べ物を乞うた時、オオゲツヒメが鼻や口や尻から食べ物を出すのを見て、怒って殺してしまいました。

天照大御神は恐れて「天の岩屋」に隠れてしまい、このため彼は高天原も追放されます(神逐)。

出雲の国の鳥髪山(現在の船通山)にやって来た素戔嗚尊は、その地を荒らしていた巨大な怪物「八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)」への生贄にされそうになっていた美しい少女、櫛名田比売命(クシナダヒメ)と出会います。

以下、次回につづく。

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